涙のチカラ パート③

ドライアイを理解する上で、「涙」はとても重要です。
ドライアイは、涙の量が少なくなったり、涙の成分が変化する事により、眼球の表面が乾燥し、傷や障害が生じる病気。
その涙の力は主に5つあります。
~目の表面にある活性酸素を除去して炎症を取り除く力~
~目の中に入ってきた細菌と戦い、感染から目を守る力~
に続き今回は、第3弾を紹介します。
「涙の力 パート③」
~目の中に入ってきたゴミやアレルギー物質を洗い流して、目の表面をきれいに保つ力~
涙には、ゴミを洗い流す役割があります。
涙は通常、「まばたき」をして作られることは、知っている方も多いと思います。
もっと具体的に言うと主な涙液は涙腺(るいせん)という場所で作られています。
作られた涙液は、目の表面を外側から鼻の方に流れ、
そして涙点という涙を目の外へ出す穴(下水機能)から鼻の奥に流れていきます。

もしかしたら、一度は経験があるかと思いますが、
目薬が苦いのはその為で、この流れによって、ゴミなどをドンドン洗い流してくれます。
ところが、涙液の流れがうまくいかないと、目の中にゴミがどんどん溜まってしまいます。
涙の流れがうまくいかないと、どうなるか。
ゴミなどが溜まってしまうせいで常に目の不快感を感じることになります。
例えば、焼鳥屋さんへ行った時の煙やタバコの煙など、煙が目にしみる人としみない人がいます。
煙以外で言うと、料理をする人なんかは、ためねぎを切ると目がしみますよね。
これも涙の下水機能が影響しているのです。
煙などが目の中に入った瞬間は、誰でも同じ濃度ですが、
涙が多い人は、煙などを洗い流す能力が高い為
濃度があっという間に薄まり、すぐに楽になります。
対して涙が少ない人は、ゴミを洗い流す能力が低い為に、目が痛くなってしまうのです。
涙が少ないと目にとってもドライアイにとっても良くないんです。


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